大三元レンズってなんぞや?

大三元レンズってなんぞや?

2020年4月23日
カメラ初心者向け

どーもこんにちは!こーたです。

今回はカメラ初心者から中級者になる頃に必ずどこかで聞くであろう

”大三元レンズ”

について手短にさくっと解説していきます。

 

さっそく結論です。

一言でまとめると大三元レンズとは

F値が全体域で2.8の広角、標準、望遠の三種類に分かれた大口径ズームレンズ

のことで、メリット

  • 全域で明るいF値2.8
  • ボケ味が単焦点並み
  • 画質も解像度も良い

デメリット

  • デカくて重い
  • 値段が高い

といったところです。

ここから詳しく解説していきましょう。

三種類集められれば敵なし?

大三元レンズは

  • 広角域ズーム(14~24mm)
  • 標準域ズーム(24~70mm)
  • 望遠域ズーム(70~200mm)

※ ( )内の数字はNikonの場合ですので各社によって若干の違いがあります。

といった三種類に分かれています。

大三元と名の呼ばれるレンズはすべてフルサイズ対応の大口径レンズです。

また、ズームレンズを持っている方ならわかるかと思いますが、

通常のズームレンズの場合、焦点距離によって最小F値が変わってしまいますよね。

 

例えば AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED の場合

名前の中に数字が4つありますよね。これらの数字の意味として

「10mmの時の最小F値は3.5」「24mmの時の最小F値は4.5」

という意味を表しています。

そうなんです、通常のレンズの場合ズームすると

勝手に最小F値が上がっていってしまうんです。。。泣

F値というのは小さければ小さいほど明るくなり、ボケ味も強くなります。

なので人物撮影(ポートレート)やSNS映えするようなボケた写真を撮りたい時は

出来るだけF値が小さいほうが嬉しいんです。

 

その悩みを解決した魔法のようなレンズが”大三元レンズ”なんです。

どれだけズームしても最小F値が2.8のまま使えちゃいます。

 

また、レンズメーカー各社が総力をあげて研究しているということもあり

これら大三元レンズ達の画質と解像度はすばらしいです

大三元レンズのデメリット

ここまで読んでくださった方なら

 

『じゃあ、みんな大三元レンズ使えばよくない??』

 

と思っている方も多いと思います。

ただ、現実はカメラを持っている全員が持てるものではないんです。

なんでかって?

 

値段が恐ろしく高いんです……….泣

大三元レンズの相場は平均でも20万円を超えるくらいです。

三種類全部を揃えようと思ったらレンズだけで60万円以上してしまいます….

とても即決できるような額じゃないですよね。(特に我々学生には)

レンズ専門メーカや中華レンズメーカーなどから安い大三元レンズも

発売されるようになっては来ましたが、それでも10~15万円程はします。

また、ただでさえズームレンズは単焦点レンズと違い構造が複雑なため

大きくて重くなりやすいのに、最小F値を変えさせない技術まで入っているので

なおさら大きく重くなります。特に望遠域のレンズはダンベルのようです。。。

望遠大三元レンズの詳しいレビューはこちら

Nikon , Sony , Canonの望遠大三元レンズ

 

しかしやはり値段相応の性能と価値はあるのでプロの写真家やハイレベルな

アマチュアの方からは長く愛されるレンズであることに変わりはありません。

もしワンランク上の写真を目指していて財布に余裕のある方は、

試しに一本でも持ってみることをお勧めします。

きっと世界観が変わると思います。

名前の由来

大三元という名前の由来は麻雀の役から来ているようです。

僕は麻雀をやったことがないので詳しくはわかりませんが

「白・発・中」と呼ばれる字牌を3つ揃えると役満という高得点を貰える難易度の高い技のようです。

それだけすごいレンズ群という意味で付けられた名前らしいです。

へぇーー ぐらいで知っておけばいいと思います 笑

ちなみに小三元レンズの解説も

あまりメジャーではないですが、”小三元レンズ”たるものも存在します。

これらと大三元レンズとの違いは”最小F値”と”小型で軽量である”ことです。

小三元レンズの場合最小F値が通しで4なので大三元レンズには劣りますが通常のレンズよりは明るいことがあります。

また大三元と比べ、スリムで短いため機動力に優れます。

F値2.8を必要としない場面であれば小三元の方が向いていると言えます。

焦点距離は同じ二種類のレンズですが全く性格が違うものでもあります。

まとめ

ここまで大三元レンズに関する解説をしてきましたが、最後に復習です。

大三元レンズとは

F値が全体域で2.8の広角、標準、望遠の三種類に分かれた大口径ズームレンズ

のことで、メリット

  • 全域で明るいF値2.8
  • ボケ味が単焦点並み
  • 画質も解像度も良い

デメリット

  • デカくて重い
  • 値段が高い

と言ったところです。

この記事を書こうと思ったきっかけは自分が初めて大三元レンズという言葉を聞いた時

意味が分からなくて調べまくった経験があるからです。笑

同じように困っていた人達の手助けができていれば嬉しいです。( ´∀` )

では!